COLUMNS

TOP > 産み分けコラム > 【医師監修】中国式カレンダーの産み分け法とは?
2021.02.21.産み分け

【医師監修】中国式カレンダーの産み分け法とは?

産み分け方法を調べていると、さまざまなサイトで「中国式カレンダー」が紹介されています。古くから中国に伝わる産み分け方法とされていますが、どのように使うのでしょうか?また、産み分け的中率は高いのでしょうか?ここでは中国式カレンダーの疑問や活用法についてご紹介していきます。

中国式カレンダーはどんな方法?

カレンダー

まずは中国式カレンダーがどのようにして作られたものなのか、具体的な実践方法とともに見ていきましょう。

中国式カレンダーの背景

中国式カレンダーは約700年前、13世紀に登場した産み分け法とされています。当時の中国科学者によって統計された王朝の性別出生記録が元となっているようです。いつの時代も、産まれてくる赤ちゃんの性別が大きな関心事であったことがうかがえます。

中国式カレンダーでは妊娠する女性の生年月日および受胎月数を使います。それを元に、男女どちらの赤ちゃんが産まれるかを判定します。

中国式カレンダーを実践するには?

中国式カレンダーで必要なのは、妊娠する女性の生年月日と受胎(受精卵が子宮内膜に着床すること=妊娠)する月数です。ここで注意したいのが、中国式カレンダーと現代で暦の数え方が違う点です。中国式カレンダーを使う場合、生年月日は数え年に、受胎月は太陰太陽暦に換算する必要があります。

数え年の算出

現代の満年齢(生まれたときを0歳として誕生日ごとに1を足す)とは違い、数え年は生まれたときを1歳とします。そこに1月1日を迎えた回数を足した数が年齢となります。

満年齢を数え年にするには、まず受胎時点の年齢に1を足しましょう。その時点でまだその年の誕生日を迎えていない場合は、さらに1を足します。

今年25歳を迎える女性が5月に受胎する場合を例にしてみましょう。女性が4月1日生まれなら、受胎時点の年齢25歳に1を足して26歳です。6月1日生まれなら5月時点で24歳ですが、誕生日を迎えていないので2つ足して26歳です。

受胎月の算出

現代の暦では太陽暦(新暦、グレゴリオ暦)が使われています。しかし中国式カレンダーでは太陽暦(旧暦)を使っているため、新暦を旧暦に換算する必要があります。
旧暦への換算は非常に複雑で、緻密な計算を繰り返さなければなりません。受胎月を旧暦に直したい場合は、ネットの計算ツールを用いるとよいでしょう。

数え年と受胎月が分かったら

上記が算出できたら、中国式カレンダーで数え年と受胎月が交差するところをチェックしましょう。交差するポイントに書かれているのが、産まれてくる赤ちゃんの性別とされています。

中国式カレンダーの自動計算サイトが便利

生年月日や受胎月を、使い慣れない暦に修正するのは手間がかかります。中国式カレンダーを使ってみたい場合は自動計算サイトを利用しましょう。現代の暦で入力すれば自動で性別を判定してくれます。

ブラウザ上で判定するものがほとんどで、アプリをダウンロードする必要がないため気軽に利用できます。初産の方はもちろん、出産経験のある方は中国式カレンダーが当たっているかどうか試してみてもよいでしょう。

中国式カレンダーの産み分け的中率は?

成功率

中国式カレンダーは手軽に利用できるのが魅力です。しかし、実際の産み分け的中率はどの程度なのでしょうか?中国式カレンダーと一緒によく紹介されているブラジル式カレンダーの的中率もご紹介します。

中国式カレンダーの産み分け的中率

さまざまなサイトでは、中国カレンダーの産み分け的中率を「アジア人は90%、欧米人は85%」と紹介しています。しかしこの確率の根拠となるデータは明らかにされていません。明確な医学的根拠がないことから、的中率は低いと考えられています。

実際にブログやSNSですでに出産したお子さまを判定した報告によると、「外れている」という声も多く聞かれます。中国式カレンダーはあくまで占い程度と考えておくほうが良いようです。

ブラジル式カレンダーもある

中国式カレンダーに類するものとして、ブラジル式カレンダーがあります。ブラジルの出生データを統計したものとされ、アジア人よりもアメリカ系人種に適合しやすいといわれています。

ブラジル式カレンダーは誰がどんな目的で作成したものなのか不明な点が多く、科学的論拠も乏しいとされています。

産み分けカレンダーに医学的根拠はない

中国式・ブラジル式などの産み分けカレンダーには、医学的な根拠がありません。

そもそも赤ちゃんの性別は、精子や膣内環境などさまざまな条件が絡みあって決定します。母体の生年月日と受胎月だけで産み分けに臨むのは、現実的な方法とは言い難いでしょう。

方法が簡易なので、占いとして楽しむ人は多いようです。ただし産み分けを本気で考えているご夫婦には、科学的な裏付けのある産み分け法がすすめられます。


精度の高い産み分け法とは

成功

中国式カレンダー以外にも、産み分け法はたくさんあります。ここでは日本で可能な産み分け法の種類、そして気になる産み分け精度の違いについてご紹介します。

日本で実践できる産み分け法

産み分け法分類

日本で実践可能な産み分け方法および産み分け精度についてまとめました。ご希望の性別によって使える方法と使えない方法が分かれるので、注意が必要です。


産み分け指導をしている産婦人科では、産み分けゼリー・サプリメント・シェトルズ法(タイミング法)を併用するケースが多いようです。併用した場合、女の子で74%、男の子で73%というデータがあります。

パーコール法は人工授精が必要となる産み分け法です。人工授精の費用と併せて50,000~60,000円が相場とされています。精度は50~60%とされ、自然妊娠でも50%であることを考えると低い確率であることがデメリットです。

MicroSort「マイクロソート」は国内で精液を採取し、海外輸送で希望の性別を分類する方法です。女の子希望の場合は93%、男の子希望の場合は82%という高い精度が特徴です。

産み分け目的の着床前診断は海外渡航が必要

産み分け精度の高い手法としては、着床前診断が知られています。着床前診断の産み分け精度はおよそ98%といわれています。しかし、産み分け目的の着床前診断は日本産科婦人科学会により認められていません。

渡航して海外の医療機関で受けることや、検体の海外輸送を行っているエージェントを利用して受けることは可能です。渡航先としてはアメリカを選ぶご夫婦が多いようです。ただし着床前診断は、渡航費を除いても高額な費用がかかるのがデメリットです。利用するエージェントによって異なりますが、着床前診断プログラムだけでおよそ300万円の費用が必要とされています。

また、着床前診断は卵子採取など身体に負担がかかります。卵子や精子の状態によっては、希望の性別の胚を確保できないこともあります。

100%確実な産み分け法はない

着床前診断も含めて、100%確実に希望の性別の赤ちゃんを妊娠できる産み分け法は残念ながら存在しません。産み分け法それぞれの費用やメリット・デメリットを踏まえて、よく検討する必要があります。

妊娠・出産は人生でそう何度も訪れるものではありません。後悔しない子育てのために、まずは産み分け法の情報を少しでも集めることが重要といえるでしょう。

まとめ

今回は中国式カレンダーの使い方や産み分け精度について解説しました。実際の的中率は低いとされているので、本気で産み分けを考えている場合はほかの産み分け方法を検討してみましょう。

MicroSort「マイクロソート」に関しては、株式会社ChromoS(クロモス)の公式サイトの資料請求で詳細な情報を公開しています。これから妊娠・出産をご検討されている場合は、ぜひご活用ください。


監修

一倉絵莉子

一倉絵莉子

産婦人科医 / 六本木ヒルズクリニック

日本産科婦人科学会専門医、日本女性医学学会会員
日本大学医学部卒業。川口市立医療センター、北里大学メディカルセンター産婦人科等に勤務。

記事一覧へ戻る

関連コラム

MicroSort®申し込みAPPLICATION

まずはフォームから簡単お申し込み。

MicroSort®お申し込みフォーム