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2021.01.24.MicroSort

【医師監修】MicroSort「マイクロソート」での精子凍結や輸送の不安を解消します

妊活や不妊治療・男女産み分けについて調べていると、よく目にする「精子の凍結」や「精子の輸送」という情報。しかし、精子を凍結したり輸送することに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は精子の凍結や輸送について詳しく解説するとともに、それをふまえて株式会社ChromoS(クロモス)が提供する産み分け方法MicroSort「マイクロソート」では、どのような流れで精子の凍結・輸送がおこなわれているのかについて紹介します。

精子の凍結とはどんな技術?

まずは精子の凍結がどのような技術か、医学的に問題はないのかという点をはじめ、実際に精子の凍結がおこなわれるケースなどについてみていきましょう。

精子の凍結とは

生きた精子をマイナス196度の超低温で凍結し、保存する技術です。凍結した精子は、融解して使用されます。

精子の保存は半永久的に可能であることが医学的に立証されていますが、日本産科婦人科学会のガイドラインには、「ご本人の生存期間まで」と定められています。

新しい技術だと考えられることが多い精子の凍結。ですが実は比較的古くから実用化されている医療技術で、凍結した精子による妊娠例は1953年から報告されています。

妊活目的の他、放射線治療や抗がん剤治療の影響により、無精子症や精子減少症になることがあります。
このような影響を受けてしまうと、自然妊娠が可能な精子を作ることができなくなってしまうことから、精子形成ができなくなる事態に備えて精子凍結保存のニーズが高まっています。

精子の凍結による赤ちゃんへの影響が知りたい

精子の凍結で特に不安となるのは、生まれてきた赤ちゃんへの影響ではないでしょうか。

自然妊娠による先天的異常の発生率は、4〜5%といわれています。そして凍結・融解した精子を用いた妊娠で、赤ちゃんに先天的異常がみられたというケースは、自然妊娠での発生確率とほとんど変わらないことがわかっています。また、発育状態に差が出たという報告は出ていないとされています。

このようなことから、精子を凍結したことによって発生する赤ちゃんへの影響はないと考えられています。

MicroSort「マイクロソート」での精子凍結・輸送の不安におこたえします

MicroSort「マイクロソート」は、精子検査のみでおこなえる男女産み分け法です。その精子検査には精子の凍結技術が用いられます。また、海外の検査機関への輸送、再凍結をおこなって、ご夫婦のもとにお届けするというのがおおまかな流れとなっています。

ここでは、MicroSort「マイクロソート」の世界における検査機関やおこなう一連の検査の流れを、精子の凍結、輸送、再凍結といった工程をふまえて確認していきます。

MicroSort「マイクロソート」について

日本では2020年から株式会社ChromoS(クロモス)がMicroSort「マイクロソート」の提供を開始しましたが、もともとはアメリカのバージニア州で開発された技術です。不妊治療研究の先駆者的機関であるGenetics & IVF Instituteで開発され、1984年の開設以降、これまでに数千人以上の患者様に医療技術を提供した実績をもっています。

MicroSort「マイクロソート」の検査ができる施設は、メキシコ、マレーシア、北キプロス、スイス、カンボジア、タイ、ナイジェリアの7か所にあります。日本および北米の患者様はLIV Fertility Center(メキシコ)内の検査機関で検査をおこないます。

MicroSort「マイクロソート」検査の流れ

申し込み後、ChromoS(クロモス)に精液を持ち込みいただいて以降のMicroSort「マイクロソート」の検査手順は下記の流れとなっています。

1.弊社内で精子の凍結処理をおこないます。
2.検査機関、LIV Fertility Center / Nuevo Vallarta(メキシコ)に輸送します。
3.洗浄をおこない、妊娠可能性の高い精子のみの状態にします。
4.特殊な蛍光物質で精子内のDNAを一時的に染色します。
5.染色された精子をフローサイトメーター(分析装置)にかけます。
6.レーザー照射をおこないます。DNA量の多いX精子(女の子)は、Y精子(男の子)よりも明るくなります。
7.専用ソフトウェアで測定し、希望の性別に分類します。
8.再度精子の凍結保存をおこない、弊社に輸送されます。
9.お客様のご希望日にあわせて、凍結したままの精子をお送りします。

MicroSort「マイクロソート」での精子の凍結について

前述のとおり、MicroSort「マイクロソート」の検査では二度にわたって精子の凍結がおこなわれます。また海外の検査機関で精子の分類をおこない、凍結した精子が国際輸送されます。

MicroSort「マイクロソート」の検査過程で精子の凍結と融解をくりかえすことで、精子量が減少してしまうことは事実です。しかし運動量の低い精子、形状がよくない精子がなくなることで、丈夫な精子のみが残ることになります。

検査機関では、従来の精子数の1.5%以上が標準的な回収率とされています。そして、精子の減り方はもともとも精子の個体差によるものが大きいにもかかわらず、現段階ではほとんどの方がその範囲内におさまっています。

※ただしどうしても精子の個体差によるため、精子の質によっては妊娠に十分な精子数が確保できない可能性もあります

1994〜2012年に、MicroSort「マイクロソート」を利用した約5000組の調査がおこなわれました。その調査によると、MicroSort「マイクロソート」後の精子による妊娠率は、人工授精、体外受精ともに一般に不妊治療の妊娠率と同程度、もしくはそれ以上という結果になりました。

このように精子の凍結によって精子量が減少したとしても妊娠可能な精子は残るので、妊娠率はMicroSort「マイクロソート」をおこなっていない精子を使った場合の確率とほぼ同等となります。

MicroSort「マイクロソート」での精子の輸送について

男女産み分け法・MicroSort「マイクロソート」は、ChromoS(クロモス)が提供するサービスです。ChromoS(クロモス)のグループ会社である株式会社Cell and Genetic Laboratoryでは、海外渡航が不要の着床前診断プログラムを提供しており、2020年11月末現在、検査実績は受精卵4500個以上、ご登録1690組、実際に検査を終えられたご夫婦は510組という実績をもっています。

つまり、弊社ではMicroSort「マイクロソート」を提供し始める前から海外への凍結された検体の輸送や検査に関して安定的な実績を有していますので、ご安心ください。

まとめ

精子の凍結、輸送、再凍結の工程ふまえ、MicroSort「マイクロソート」の一連の流れを紹介しました。

精子の凍結による赤ちゃんへの影響や、妊娠確率が低下するのではないかという不安をお持ちの方が多くいらっしゃるかと思いますが、どちらとも凍結の影響を受けないことがおわかりいただけたかと思います。

男女産み分けを希望しているものの、不安があるご夫婦もいらっしゃるかと思います。不安の解消や、将来の選択肢を広げるためにも、ぜひ一度MicroSort「マイクロソート」をご検討ください。

監修

中林稔

中林稔

産婦人科医 / 三楽病院産婦人科

日本医科大学卒業。東京大学医学部附属病院で研修後、三井記念病院医長、虎の門病院医長、愛育病院医長を経て、現在三楽病院産婦人科部長。毎日出産や手術に立ち会う傍ら、各地で講演を行い医学的知識や技術の普及に力を入れている。また、少子化及び産婦人科医師不足問題にも積極的に取り組み、教育においても若手医師の育成をはじめ助産師学院の設立等、幅広く活動を行っている。

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