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2020.11.29.MicroSort

【医師監修】産み分けMicroSort(マイクロソート)、1回キットと3回キットの違い

株式会社ChromoS(クロモス)の提供するMicroSort「マイクロソート」には1回キットと3回キット、2つのコースがあります。両者の違いは価格とキット内容ですが、具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

この記事では、1回キットと3回キットそれぞれの価格や内容、手順の違い、妊娠確率といったさまざまな特徴について解説します。コースを選択するときのご参考にしていただければ幸いです。

MicroSort「マイクロソート」には1回キットと3回キットがある

MicroSort「マイクロソート」のお申し込みの際に、1回キットと3回キットのいずれかを選択していただきます。

1回キットは価格を抑えたい方向けのコース、3回キットは妊娠の可能性をより高めたい方向けのコースです。

それぞれの価格と内容、手順の違いについてチェックしてみましょう。

1回キットと3回キットの価格

2つのコースの明らかな差が価格です。それぞれの価格は以下に示す通りです。
※持ち込みにかかる旅費・宿泊費等を除いた価格です。

1回キット  447,000円(税別)
3回キット  642,000円(税別)

3回キットの方がより高額で、その差は195,000円(税別)です。
次に、1回あたりの価格を比べてみます。

1回キット 1回あたり価格  447,000円(税別)
3回キット 1回あたり価格  214,000円(税別)

1回あたりの場合、3回キットは1回キットの1/2以下の価格です。はじめから3回トライすると決めているのであれば、3回キットの方が大幅にコストを抑えられます。

1回キットと3回キットの内容

次に、内容を比べてみましょう。それぞれのコースにおけるキット内容を表に示しました。
3回キットでは、精液採取容器・セルフシリンジキットが各3個入っています。
感染症検査および同意書などの書類は、いずれも1つのみです。

※感染症(HIV、B型およびC型肝炎、梅毒)の事前検査は、ご自宅で採血し郵送で行う検査となります。外部の検査機関での実施となりますので、検査結果はお客様ご自身で確認していただき、弊社にご報告していただく流れになります

1回キットと3回キットの手順

手順の違いもチェックしてみましょう。2つのコース手順で、違いが生じるのは精液の持ち込み段階以降です。
1回キットの場合、精液のお持ち込みは1度きりで終了します。3回キットの場合は、東京または大阪にある株式会社ChromoS(クロモス)の施設を3度訪れていただく必要があります。

1度の訪問で3回分の精液を持ち込むことはできません。これは精液の質をより高く、精子数もより多く確保するためのものです(採精は1~2日以上空けておこなうのが望ましいとされています)。

3回キットの場合、精液のお持ち込みがすべて終了した後、CMS衛生検査所での検査を経てまとめて海外の検査機関へ輸送されます。

その後、ご希望の性別に分類された精液がChromoS(クロモス)を経てご自宅へ届きます。1回キットの場合は1回分のみのお届けとなります。
3回キットの場合、お届けは3回分です。お届け日は任意なので、1周期に1回ずつのトライ、1周期で3回のトライなどお好きなバリエーションを選択できます。

ご自宅への精液の配送は凍結を維持した状態で輸送できる専用のドライシッパーという容器を使用します。ドライシッパーの取扱い方法やご自宅での精液の解凍方法、使用方法については詳しいご説明が資料に記載してありますのでご確認ください。

それぞれのメリット・デメリット

1回キットのメリット・デメリット

1回キットのメリットは総費用を抑えられることです。また持ち込みが1回で済むので、往復の移動や宿泊の手間を省けます。

その反面、トライするチャンスは1回のみです。妊娠する確率が3回キットと比べて低くなってしまうことは否めません。

3回キットのメリット・デメリット

3回キットのメリットは、トライ回数が多いことです。回数が増えれば増えるほど妊娠する確率が上がります。回数を重ねるうちに手順に慣れ、落ち着いて取り組めるメリットもあるでしょう。

デメリットはコストが高くなることです。MicroSort「マイクロソート」費用はもちろん、期間をあけて3回分の精液を持ち込むには往復の旅費や宿泊費が必要になります。

とはいえ、着床前診断と比べるとコストは大幅に抑えられます。

現在日本では男女産み分けを目的とする着床前診断が認可されていないため、規制のない海外か、か、受精卵を海外へ輸送できるエージェントを利用することになります。その費用は検査・治療費だけでも400~500万円かかるとされ、渡航費用も含めればさらに高額です。受精卵を輸送するエージェントを利用する場合も300万円程度は必要とされています。

(参考)自然妊娠の確率

タイミング法における自然妊娠を試みた場合、1周期で妊娠するのは全体の38%とするデータがあります。
妊娠のしやすさは個人差があるので一概にはいえませんが、全体で見た場合に1回のトライで妊娠できる確率はおよそ30%前後と考えられます。

回数が多いほど確率が上がる

トライする回数を重ねていくと、妊娠確率はどう変動していくのでしょうか。

わかりやすく数値を当てはめて計算してみるとこうなります。MicroSort「マイクロソート」における1回での妊娠確率を30%と考えた場合、3回繰り返すことによって妊娠する確率は計算上65%です。

つまり1回キットの妊娠確率が約30%、3回キットの妊娠確率が約65%ということになります。確率だけを比べれば、その差は倍以上です。

前述したタイミング法の自然妊娠確率をもう一度参照してみましょう。1周期で38%だった妊娠確率が、2周期では63%、3周期では77%に上昇しています。

5組のうち約4組が妊娠しているという計算になり、妊娠するためには回数を重ねることが重要だということが分かります。

3回キットなら絶対に妊娠できる?

1回よりも3回トライした方が全体での確率が上がるのは確かです。しかし、絶対に妊娠すると保証できるものではありません。それはMicroSort「マイクロソート」に限らずどの産み分け法でも同様です。海外の着床前診断のデータを参照しても、妊娠する確率は70%前後とされています。

しかし回数が妊娠確率に大きな影響を与えているのは、諸々のデータにおいて示されている通りです。より高い確率での妊娠をご希望される場合は、3回キットがより有利であるといえます。

※MicroSort「マイクロソート」後の精液を使用した治療をご希望で、医療機関の紹介が必要な方は<個別相談>にてご相談ください。ご紹介施設以外でも、お客様ご自身が最寄りの医療機関様に事前のご相談の上、医療機関様から許可が下りた場合は可能です。

まとめ

1回キットと3回キットの差額は約20万円前後、決して少ないものではありません。ですが、それぞれのコースで予想される妊娠確率は倍以上の差があり、こちらも見逃せない点となっています。

コースの詳細については、資料請求でご覧いただけます。よりご希望に沿えるのはどちらのコースか、ご夫婦でご相談される際の材料としてぜひご活用ください。

監修

一倉絵莉子

一倉絵莉子

産婦人科医 / 六本木ヒルズクリニック

日本産科婦人科学会専門医、日本女性医学学会会員
日本大学医学部卒業。川口市立医療センター、北里大学メディカルセンター産婦人科等に勤務。

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